Herobox に Proxmox をインストールする
ルーターとして使っている NanoPi R5S に docker をいれて、いくつかコンテナを立ち上げてたら docker: Error response from daemon: no space left on device. ってエラーが出てコンテナを起動できなくなってしまった docker system df をみてみると RECLAIMABLE が0になっていた
よくよく考えてみると、このマシンはメモリ2GBのストレージ8GBの極限(まあHDDが256MB?ぐらいの時代に比べたら贅沢なものだが)環境なのであった
なんかたまに fs? でつっかえるなとおもったこともあったんだけど、そりゃメモリ2GBじゃそうか〜と
一応 M.2 の口があるみたいなのでストレージは増設できそうだけど、それにしてもメモリが限界すぎる 自宅にいろいろマシンは転がってるんだけど、常時起動しとくことも考えるとなるべく省電力なマシンの方がいいよなーという気持ちがあり、最初は M2 の Mac mini をクラスタリングできないかなーとおもったんだけどまあ Apple silicon がむずそうなのは容易に想像できるのでやめた ラズパイ用に Pimox ってやつがあって、それでクラスタリングできるみたい 一瞬ファンレスCPUのケースとか、ファンレスCPUクーラーとかに意識を奪われたんだけど、値段をみて冷静になった
で、たどり着いたのがミニPCというジャンルで、DeskMini とか前から知ってたけど NUC もそこそこ値段するし、そういう話なら素直にパーツポチポチしてそれなりのスペックのマシン組むのが手っ取り早いのかなーとも考えた 今回購入した Herobox は Celeron N5100 という CPU を積んでて、スペック的には6世代のi3ぐらいのものらしい(省電力ではあるみたい)
よくわからんけどまあ2万切る値段で、万が一全然使えないスペックだったとしても Proxmox ってやつならクラスタリングできるらしいじゃーん?ということで検証用に買った
https://gyazo.com/af350f1b4d16bcbf3fd84fe99a105789
どうせ Proxmox いれてぶっとばしちゃうので OS いらんかったんだけど、まあ使うこともあるかなーと...
現代の Windows の認証方式がまるでよくわかってなくて、MS のアカウントでログインしたらそのままライセンスの認証も通って普通に使える感じだった CHUWI の BIOS の入り方が全然わからなくて、調べたところに依るとロゴが表示されるところで ESC を押すだけで入れるそうなんだが.....イマイチ勘所がわからなくて何回か Windows の起動とシャットダウンを繰り返してたら、Windows の復旧モードに入ったので、チャンスとおもって UEFI に入れた USBからブートして、Proxmox VE をインストールした
マウス挿すの面倒すぎてキーボードだけでトライしたが、Tab だけでどうにかなった
/etc/apt/sources.list に deb http://download.proxmox.com/debian/pve bullseye pve-no-subscription を追加して、/etc/apt/sources.list.d/pve-enterprise.list のエンプラ向けリポジトリをコメントアウトしておく
apt-get update && apt-get -y upgrade && apt-get -y dist-upgrad でいろいろ最新にしておく
これでブラウザで <ip>:8006 にアクセスすると Web の GUI が出るそうなんだが、レスポンスが返ってこなくてあれ〜とおもってたら https://<ip>:8006 でアクセスしないとダメだった
コンソールにも https って書いてあったわ....
オレオレ証明書にブラウザが怒ってくるのでLEあたりでマトモな証明書で返るようにしたいなー(課題)
とりあえず起動するとこまではいけたので満足